努力値5700振り

ちょこっと逆張りVGC

【雑記】不正に対するスタンス

 最近のTLの様子を見ていると、「不正に対してどう向き合うか」ということについて、真剣に向き合う必要が出てきたのかなと思います。それを発信する必要があるかはわかりませんが、僕は世界大会出場予定のプレイヤーとして発信すべきだと思い、こうしてブログを書いてます。

 僕は不正はめちゃくちゃ嫌いだし、なるべくクリーンなプレイヤーとして売っていきたいと思いつつも、僕も一部の人間からすると不正に対して甘いところがあると思われても仕方ないので、賛否はあると思いますが、スタンスは明らかにします。

 

 前提として僕のプレイヤーとしての生い立ち?自分語り?を聞いてください。
 僕は2016-2017年の不正の話題はプレイヤーとして見てきました。ただシニアからの上がりたてで、実力も実績も何も無かったので意味のある発信もできなかったし、上位層との関わりもほとんどなかったので本質的な情報を得ることはありませんでした。

 それでも特に2017年の不正とそれが証拠として明らかになっても野放しになっている界隈の状況はインパクトが強く、「こんなゲームで上を目指すなんてくだらない!」という思いと共に(他の理由もありましたが)ポケモン自体辞めることにしました。

 それ以降もポケモン関連の繋がりは消えることはなかったのでVGCの話題はTLから仕入れることが多く、SM期の不正の状況もそこそこ知っていました。ただ自分のやっていた当時からするとかなり状況が変わってきているのも感じてきていて、2019年(2018かも?)では多くのプレイヤーが公式によってランキング除外されたという話も聞き、意外と競技シーンとしてまともになりつつあるのかななどと思っていました。また2020年については不正の話題を耳にすることはありませんでした。リサーチ不足かもしれないですが、昔と比べればクリーンな環境・界隈になっているのは明らかで、自分が辞めてからもずっと最前線で競技シーンを戦っている友人を見て胸が熱くなったこともあり、2020年冬に資格の勉強が終わったのを機にポケモンに復帰し、再びVGCに挑戦することにしました。

 幸い昔と違って、順調に実力をつけ、実績も増やしていけたので、上位層の知り合いも増え、その中で昔不正をやっていたとされる人と関わりを持つことも多くなりました。

 そして多少のモヤモヤを抱えながらの交流の中で、観測できる範囲では不正はなくなっていること、不正を働いていた人間も今はやっていないということを知りました。もちろんそれは僕の主観で実際にどうか確信は持つことはできないし、まだ疑わしいと思ってる人がいたり、〇〇がやったという噂も稀に耳に入ります。しかしプレイヤーの価値観が変化したり、プレイヤー自体が入れ替わるうちに、あの惨状は過去のものとなっていると感じました。

 そんな中で起こったのが、2022年の不正問題です。僕は証拠が出そろっても全く関係者が排除されることはなかった2017年の不正問題の再来になることを恐れていました。しかし無事に関係者は皆界隈から爪はじきにされました。僕としては本当に感慨深いものがありました。彼らが最上位層ではなく、擁護する人間が少なかったということもあるとは思いますが、不正を行う人間を批判し、排斥しようとする界隈になってること自体が大きな進歩であると捉えています。

 今年に関しても(当時者たる彼が悪手を選びすぎたということもありますが)不正を断固許さない界隈になっているということを示す良い事件だったと思います。「また不正かよ」と言う人もいますが、僕はかなり良い方向に界隈は進んでると思っています。

 

 そして本題です。簡潔に言うと僕は「今、界隈がクリーンであれば何でもいい」と思っています。今の不正は徹底排除、過去の不正は実質不問です。

 自分としては「今不正をやっていることがいない」ことが一番で、今(イメージとしては直近1~2年間)不正を起こしている人間は徹底的に排除したいと思っています。

 しかし「昔不正をやってた人間も含めて全員排除する」はやれればベストですが、これは現実的ではないし、下らない争いが勃発することが目に見えてるので正直やる必要はないと思ってます。だってポケモン太郎さんがSuicaさんにやったことを全員分(←何人分?)やるんですか?告発する側が攻撃したい人を選んで告発して、しかも告発の真偽はわからず、疑心暗鬼になり、ここ3日間たった数件似たような告発があっただけで皆めちゃくちゃ疲弊してるじゃないですか。この繰り返しの果てにある状況のイメージは出来ていますか?証拠ある人だけ全員排除で良いですか?疑惑はあるけど、証拠がない人は罰したほうがいいでしょうか?

 こんなんだったら「昔不正やってた人いるけど今はクリーン」で良いと思うんですよね。もしかしたらこの争いの果てに過去の不正経験者を全て除外できるのかもしれませんが、そうだとしてもダブル界隈のために(外部からのイメージも含めて)良い事とは思えない。

 その年に不正をやって、不正がばれた人間を排除していくだけで良いし、現実的だと思うんですよね。それができる界隈になってきてるんです。この排除が昔は出来なかったのに、今はできる。これがめちゃくちゃ価値あることだと思います。

 なので、過去の不正について不問にはならない、と言いつつも実質不問なのが僕のスタンスです。だから自然にプレイヤーと交流する中で、過去に不正をしていた人間とマッチングすることがあっても、今不正をしていないかを見ています。僕はSuicaさんが彼が過去の不正でつつかれることを庇う気はないですが、それと同時に彼を二度と不正をやらないプレイヤーとして最大限の信頼を置いているから仲良くしています。こんなことを宣言するのもどうかと思いますが、彼がもしポケモンを続けるとしてそれでもう一回やらかしたら自分も辞めます。

 勿論過去の不正も含めて断固許さないと言う人を否定する気はありません。むしろ正常な感覚だと思いますす。特に当時プレイしていた人からすると界隈の現状の意味がわからないのはその通りだと思います。また僕はSM期の後半はポケモンを辞めていたので、あまり2018-2019年の不正に関してはそこまで敏感ではないというのは自覚しています。ですから過去の不正に対して批判を唱え続けることは否定する気はありません。

 ただ、今の不正は許さないのに、過去の不正は不問とするのはダブルスタンダードではないか?過去の不正をやっていた人も含め、界隈全体で徹底排除するのが、正しい在り方ではないか?という論調はどうしても否定したい。上述した通りそのような争いが良い結果を生まないという理由もありますが、当時排斥できなかった結果が今も残っていて、その掃除を今の界隈にも要求するのは違うんじゃないかと思っているということもその理由にあります。当時不正した人間を排斥できる状況になかったのは自分語りで述べた通り重々承知の上ですが、それでも。

 

 本題は以上ですが、後から色々言われても困るので、以下に不正の線引きを明記しておきます。

Showdown→他人に推奨はしませんが、利用しています。公式から声明が出ない限りは利用するつもりです。最低限周りに利用を促さないため、ツイートやブログでは言及しません。

改造→自分はしませんが、他人については黙認です。友人がやっていても止めません。

トス、複垢→反対です。友人がやっていても告発します。

 

 以上です。ブログ投稿という自分のこのムーブが正しいのかはわかりませんが、モヤモヤしながら応援してほしくないので、スタンスは明らかにしました。批判は、、、すみません受け入れるかはわかりませんが、色々意見があっていいとも思うので、好きにしてください。質問は積極的にお願いします。僕ももっと自分の考えを整理したいです。

 一応配信で、同じような内容を話してはいるので、生の声で聞きたい(?)という人は見てください。

www.youtube.com

 長文読んで頂きありがとうございました。

 このスタンスの人間でも応援できるって人は世界大会でも応援してくれると嬉しいです。

 

 

 以下余談です。本題と混ぜると、本当に伝えたいことが薄れてしまうのでこちらに。

 これは感情論なんですが、俺は結構承認欲求強い人間なので、不正をやってた身で必要以上に承認欲求満たせてるやつが気に食わないんですよね。だから〇〇ロンと〇ーんが俺は嫌いなんですよね。あと後者に関しては周りが「強いから良い」という擁護をしていたのがずっと気になっているのが大きい。

 これ、上述のスタンスからするとこれに関しては結構ダブスタで、ここをつつかれても困るんでダブスタって認識していると言っておきます。でも彼らを追放しようっていうのは、いや追放されれば俺はめちゃくちゃ嬉しいんですけど、それをやると全ての不正した人を追放しなければという話になって、これも上述の通り、現実的ではない+総合的には界隈のためにならないということで、特に運動を起こすつもりはありません。まあでも嫌いなんでちまちまつつきたいです。皆さんも嫌いな人の不正をつついてリプ欄を荒らしていくくらいで折り合いつけませんか?というのが正直な思いです。