努力値5700振り

ちょこっと逆張りVGC

【パルデアプロローグ】スカーフミライドン軸スタン【最終26位】

 こんにちは、conaです。パルデアプロローグ最終26位でした。リバティ圏内が目標だったので、普通に嬉しいです。嬉しかったので構築記事を書いちゃいます。

 

【構築経緯】

 当初はあまりエントリーする気はなかったのですが、他人の対戦を眺めている内に下記のよさげな単体考察がいくつか浮かんできたので、急遽構築を組んでみることに。

・スカーフミライドン...初手のミライドンミラーで発生する妖テラスミラーからボルチェンで逃げ、2回目に鉢あった時に電気技で倒せる。ミラー以外でも発生するS135の同速勝負が回避でき、テツノワダチやテツノドクガといったSブースト勢やスカーフイダイナキバのような不意のスカーフ持ちにも強気に出れる。

・Sブースト甘えるハバタクカミ...コライドンの炎テラスに対しても甘えるが強い。

・Sブーストテツノワダチ...なんかミライドン受けになってて面白い。

 上記のスカーフミライドンとのチオンジェンの相性の良さにも注目。VGC2017アローラダブルにおいてメジャーな先鋒の一つであった「先発カプコケコ→テッカグヤ詰め」に近い動きができるのではと考えた。

 以上4体を軸にして試運転。具体的な動きのイメージとしては「①テツノワダチをクッションにしつつチオンジェン展開をキープ。②削れたところをミライドンとハバタクカミでスイープ。③多少削り残しがあってもチオンジェン詰めで強引に勝ちを引き寄せられる。」
 以上の動きに一定の満足感があったので、このまま残り2枠を模索することに。チオンジェンの技構成的にスイープ展開まで持っていきにくいという問題はあったものの③の積ませ範囲の広さがあるので目を瞑りました。

 残り2枠は具体的な要素は挙げなかったものの、テツノワダチがコライドン構築に対して基本的に選出できないため、そこを意識しながら、テツノツツミとイーユイを採用しました。テツノツツミはミライドンでスタンダード気味に組むのであれば、採用しない理由がないレベルの単体性能を感じたこと、イーユイは主に対チオンジェンへの対抗策の少なさが気になったことと、素早い特殊アタッカー3体とのシナジーが採用理由です。

 

【個体解説】


ミライドン@拘りスカーフ 
特性:ハドロンエンジン 電気ラスタル
183-x-121-205-136-179(控え目 H60 B4 C252 D4 S188)
イナズマドライブ/ボルトチェンジ/流星群/マジカルシャイン

・想定していた通りの強みを発揮してくれました。ミライドン構築としては瞑想型が大当たりながらも、スカーフもスカーフで2番目に強い型を引けた感触はありました。
・技は流星群のみほとんど撃ちませんでした。構築全体としてテツノワダチがきつめなので、折角スカーフですしオーバーヒートの方が良かったように思います。
 


ハバタクカミ@ブーストエナジー 
特性:古代活性 霊ラスタル
143-x-100-176-156-177(控え目 H100 B96 C36 D4 S172)
ムーンフォース/シャドーボール/甘える/守る

・甘えるはそこそこ強かったですが、炎コライドンはA-2でも普通にフレアドライブで倒してくる上、ニトロチャージですら普通に痛いので、裏でしっかり甘えるを活かさないといけない点難しかったです。それでも対テツノカイナや不意打ち透かしなど他で活きる場面も少なくなく、不満はありませんでした。

・対ミライドンにも当然出すのでブーストエナジーは必須でした。

・H-B-Dの調整は適当ですが、もう少しHを伸ばして対ツツミミライドンに動きやすくしても良かったなという印象がありました。

 


テツノワダチ@突撃チョッキ 特性:クォークチャージ 地面ラスタル
179-145-141-82-120-147(陽気 H108 A100 B4 D236 S60)
アイアンローラー/アイアンヘッド/地団太/ボルトチェンジ

・ミライドンへの受けだしを特に意識して突撃チョッキでしたが、テツノツツミのハイポンを余裕をもって耐えるなど、特殊より環境の中で活きる場面は非常に多く、守るがないことによる取り回しの難しさを補って余りある強さを持っていました。

エレキフィールド下でミライドンの上が取れるため、Sブーストに調整しています。これを実現しつつ耐久もちゃんと欲しいというところだったので、HもAもSも中途半端になってしまいました。特に火力は本当に貧弱でした。
 ただ多めに打った耐久が活きる展開ばかりだったので、偶然良い調整を引けていた気もします。本当に具体的な数値はかなり適当に決めていましたが、、、

・文句なしにテツノワダチが輝いている環境なのが面白くてずっと笑ってました。

 

 

チオンジェン@食べ残し 特性:災いのお札 妖ラスタル
192-x-126-116-198-92(穏やか H252 B44 C4 D196 S12)
ギガドレイン/宿木の種/身代わり/守る

 ・チオンジェン1匹で勝てる試合の幅がグッと広がる身代わり、テツノツツミに効率よくアクションできる技が欲しかったので攻撃技はギガドレインを採用。
 構成との相性的にはカタストロフィを採用すべきで、身代わりを抜いて採用した方が綺麗だったなとは思います。それでも身代わりを絡めた強引な詰ませがあまりに魅力的で踏み切れませんでした。今後チオンジェンを使うときはもっと深く考えたいですね。

・この環境の耐久テラスは基本妖か毒ですが、イダイナキバを意識して妖を選択しました。ミライドンのマジシャを受ける機会が多かった上、全体としてイダイナキバには強めの構造にできているので毒テラスでもよかったかもしれません。

 ・チオンジェン詰ませで無理やり勝った試合も、遂行速度の差でただただ残数有利を取られて負ける試合もあり、チオンジェンを使っているのではなくチオンジェンに使われているような、ポテンシャルを最大限引き出せてる感じがあまりしなかったのが残念でした。

 


テツノツツミ@気合の襷 特性:クォークチャージ 氷ラスタル
131-x-134-176-81-206(臆病 H4 C252 S252)
冷凍ビーム/凍える風/アンコール/守る

・ミライドン&コライドンに対して行動保証があるかどうかが非常に重要であるため、襷は個人的にはほぼ必須でした。

・環境に水タイプ及び水テラスタルがいないのでフリドラではなく冷凍ビームが間違いなく正解。ハイドロポンプは打つシーンが全然ないと思ったので自信を持って抜きました。もっとテツノワダチがいれば欲しくなるかもしれません。
 ただ、ハイドロポンプを切った判断自体に後悔があるわけではないのですが、このせいでセキタンザン構築(伝説なし)にボコボコにされて本当に気分が悪かったです。 本当に。

 


イーユイ@オボンの実 
特性:災いの珠 霊ラスタル
162-x-101-156-168-139(穏やか H252 B4 C4 D100 S148)
熱風/悪の波動/鬼火/守る

・汎用性確保のためテツノツツミやテツノカイナに行動保証が欲しいと思った結果、このような型になりました。単体性能自体には強さを感じましたが、、、↓

・当初の予定通りチオンジェン入りに出せたかなくらいで、かなり活躍させられる相手が少なく、6体の中で明確に採用を失敗したと感じた1体でした。災いの珠も思うように「イーユイがいるからワンパン」の展開にならず、逆に横のDが下がるデメリットを強く感じる場面が多かったです。

・チオンジェン絡みを見るならどちらかというとアシッドボムテツノドクガが良かったかもしれません。ディンルー対策で風船を持たせたりして、とか今は思いますね。

 

【選出・立ち回り】

 かなり臨機応変にその場その場で決めていたせいで説明しきれないため、割愛します。テラスタルはチオンジェン6割ミライドン3割その他1割くらいの割合で切ってました。

 

【雑感】

 瞑想ミライドンが当たりだった、、、、、、、、、、、これに尽きる。さらに相手の瞑想ミライドンの対策要素も入ってると最強構築でしたね。

 一応自分のはテツノワダチが瞑想ミライドンにかなり強かったおかげでギリギリ上位入れる構築になってましたが、やってること普通過ぎて安定して勝てる構築ではなかったですね。普通にディンルーチオンジェンきついし。残念。

 

【雑記】

 2日目から潜り始めたものの、思うように勝てず20戦くらい消化して1650とかで結構萎えてたのですが、ダメ元で3日目も昼に布団の中でダラダラ潜っていたらいつの間にか残り15戦で1750くらいまで来てました。自分はリラックスしてるときが一番勝てるなと認識しました。実際一昨年はインターネット本戦はリラックスして勝ててたけどライブ大会は緊張しすぎて勝てなかったし、去年はライブ大会はリラックスして勝ててたけど世界大会は緊張しすぎて勝てなかったな、と思い出します。

 そういう勝てるジンクスというかトリガーを予選前にしっかり認識できたのはよかったです。もちろん残り試合数少ない中でリバ圏かけて闘ってるときの緊張感も中々味わえないので、予選前の予行演習としては上々でした。

 

スペシャルサンクス】

 育成代行してくれたクロサナ。いなかったらそもそも潜れてない(潜る気になってない)ので、毎度のことながら本当に感謝しています。

 

 以上、次は予選抜け構築の記事があげられるといいですね。応援よろしくお願いします。

↑最近描いたチオンジェン見て